HERMES IN THE MAKING
◯場所:京セラ美術館本館南回廊1階 ◯開催期間:2022/11/22-27
他のイベントやANAの特典航空券予約についても、お役に立てば幸いです。
下鴨神社の方は予約不要です。
クラフトマンシップの伝統と文化
❶鞍作り
鞍はとりわけ頑丈な革を使用しているので縫い合わせるにも力が必要そうな様子が伺えます。
伝統をリスペクトしつつも新素材や最先端の技術も取り入れられていて、それがまた伝統の維持にもつながっているようです。
❷色の分解
カレのデザインはデジタルデータが使用されています。
色のグラデーションにおいて、濃い部分は薄い部分よりも点を重ねて、濃淡をつけて表現されていました。プリントの用のフレームが色の数分作られているそうです。多いもので48枚とか。
❸シルクのプリント
『リヨン式』と呼ばれるシルクスクリーンプリントによって作成されています。カレのデザイン発案後から店舗への発送に至るまでは2年かかるそう。
すばらしき素材
❶磁気の絵付け
日本の職人の方が来日されていました。大皿だと動物と相まって迫力があります。向かってくるような感じ。5回焼き直すそうです。
❷宝石の石留め
石留めは宝石をジュエリー本体にセッティングすること。
今回は金属のくぼみにダイヤモンドなどの石を固定する作業を拝見できました。双眼鏡を使用しての緻密な作業です。
ものづくりの地に宿る力
❶手袋作り
レザーを引っ張って伸ばすと、形が崩れずにしなやかさが維持されるのだそう。
❷皮革製品づくり
今回はケリーバッグの外縫いが披露されていました。色は定番人気のエトゥープ。
底は厚紙を使うそうです。繋ぎ合わせは滑らかになるように、端は斜めにカットして均一にしているのだそう。
作成の難易度について、外縫いと内縫いはどちらが難しいのか質問されている方がいました。当日の職人の方にとっては難易度に差はないそうです。やはり外縫いは縫い合わせの難しさがある一方、内縫いはひっくり返して表面を出す工程も難しいとのことでした。
レアなケリーの展示もありました。
『時』はエルメスの友
❶時とともに歩む
時計職人さんもこれまた緻密な作業の繰り返しです。息を呑む細かさ。
❷オブジェの修理
新品製作より難しいだろうなあという印象でした。新作はプロセスがある程度マニュアルがあるだろうけど、修理の場合は場所や汚れ、色の褪色などなど想定外のパターンもあるはず。
【ゲーム】スロットマシーン
図柄があっても景品がもらえるわけではありません。
【電話】お客様相談窓口ショートストーリー
あえて英語バージョンにしてみました。
ロゴボタン:流れた音声
ヒヒーン、パッパカ、パッパカ、(⇦あの電話待ちの時に流れる音です🐎🍊)Oh, Don’t worry. We’ll do our best. (みたいな内容でした)
【体験】レザーの香り、レザー名クイズ
それぞれの革をめくるとレザー名が書かれています。
【ワークショップ】塗り絵、シール貼り
スペースダービーはちょうどHERMES fitのヨガで使用したスカーフ柄でした。
こちらのイラストは11月24日に発売された『エルメスのおさんぽステッチ』にちなんだものだそうです。
下鴨神社 ”LIGHT OF FLOWERS 花と光” ヴァンクリ
Van Cleef & Arpelsと華道家の片桐功敦氏とのコラボエキシビション “LIGHT OF FLOWERS 花と光”の展示(下鴨神社)にも寄ってみました。
◯開催期間:2022/11/3-12/12
❶Exhibition
トンネルをくぐると、
周りの渋い木々と素敵な鮮やかな花のコントラストが、澄んだ水の中に浮かんでいるように見えます。
❷Exhibition
細長いガラスケースの中に貴重なジュエリがー飾られていました。やはりお花のモチーフが多いです。
こちらのエリアでイベント冊子がいただけます。申し出ないともらえないので、係の方にお声がけしました。片桐氏のインタビューや展示ジュエリーの解説などが記載されていて、読み応えがあります。
❸Exhibition
特設会場として暗室の中に展示されているので、入り口ではドキドキする感じです。
写真だと分かりづらいのですが、見上げると枯れ葉の隙間が光の加減でキラキラと星のように見えます。
水面の円の広がりも趣がありました。
いずれも無料イベントでしたが、見応え十分でした。イベントの事前収集にあたっては、公式サイトや公式メール・LINE配信告知が確実で早いと思います。上記のようなファッション関連ですと、SAさんからのご紹介もありえます。
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